南方編(含硫黄島)(1)

04.4.21

病院船有馬山丸 川口静雄

日本人死ね、死ね」の罵声の中、病院船有馬山丸に乗ってマニラ港を出港する
04.6.16

戦艦霧島南海に消ゆ

山田太吉 

4万トンの戦艦霧島は戦傷甚だしくガダルカナル島付近で自沈した。
04.7.17

戦時回想  三神鋼太郎

ニュ-ギニアのピアク派遣隊志願の仲間は玉砕。ピアク島の米艦隊攻撃特攻隊も見送った
04.8.28

水筒の水で命を狙われた

小沢政治

硫黄島で水筒に水を持っていたばかりに、敗残兵に命を狙われた。味方も敵だ。
04.8.28

火炎壕よりの脱出記1

小沢政治

火炎放射され横穴から脱出し戦死者の壕に入って助かった。皆は死んだ。
04.8.28

火炎壕よりの脱出記2

小沢政治

戦死者の壕を這いだしたが何処の壕にも入れてもらえず、却って生きのびた。
04.8.29

匍匐前進で死地脱出

小沢政治

無情にも相棒二人に置去りにされ死体だらけの瓦礫を匍匐で岩石の間に飛び込む
04.8.29

一宿一飯        小沢政治

匍匐しやっと砲兵隊の壕に辿り着き一晩だけ泊めて貰う、出る時缶詰1コをくれた。
04.8.31

敗残兵生活    小沢政治

一人ぼっちで水と食糧を野良犬のように漁る敗残兵。
04.9.1

敗残兵がPWキャンプへ

小沢政治

日本兵が壕を覗いて戦闘は終ったとことを知らせ、米軍PWキャンプに収容された
04.9.5

西海岸の収容所へ

小沢政治

投降呼びかけに一晩考えて自決した五名の日本兵。米軍宛に礼状が残されていた。
04.9.5

激戦場よさらば  小沢政治

地獄の硫黄島よさらば、グアム島の収容所に移る。道しるべに白い頭蓋骨。
04.10.28 遺骨収拾団    小沢政治 硫黄島全滅の古戦場から遺骨を収集する。
05.03.03

硫黄島全滅(1) 小沢政治 

60年前を偲ぶ(1)
05.03.03

硫黄島全滅(2) 小沢政治

60年前を偲ぶ(2)
05.05.11 硫黄島全滅(3) 小沢政治  60年前を偲ぶ(3)
05.09.25

生き地獄さながらの彷徨3ケ月(1)      谷口末廣

ミンダナオ島のジャングルでの筆舌に尽くせない死の彷徨。
05.10.14

生き地獄さながらの彷徨3ケ月(2)      谷口末廣

やっと見つけた芋畑で餓鬼さながらに口に入れたが先着の日本兵に追い出される。
05.12.09

斃れた兵の胃の内容物を食う

石森武男 

本当に食ったと言う極限の飢え。もっと酷い物も食った。許せ神、仏。
06.03.11

 弱兵戦記            秋元 実  

華僑虐殺事件のあったシンガポ-ルで、脱柵してユダヤ人のピアノを聴く。
06.06.07 私の戦争体験  潮田三代治  従軍カメラマンの戦争体験。空母着艦の凄まじさ、ガダルカナルで飢餓と戦うには。
06.12.19

硫黄島全滅のその後 

小沢政治

改めて振り返る地獄の戦い、人情は紙よりも薄し。
06.12.19

忘れじのニューギニア

三橋国民 

密林の中を彷徨う日本兵の亡霊をパプア人は今でも見る。
07.10.10 フィリピン北部ルソン島戦闘敗残記 河村一朗   兵の食料を泥棒する隊長、目の前で餓死する兵、弱った兵は誰も構わない、20キロの体重、書くべき言葉が無い。これ程悲惨な記録は見たことが無い。

南方編(含硫黄島)(2)

13.08.14

 ガ島戦に生きて 関野治次 

食糧も補給されず、医薬品もなく、栄養失調症となり下痢マラリヤを併発し死んでいった仲間たちに対し埋葬も出来なかったことを申し訳なく思う。
13.08.31

「雪は汚れていた」を読んで       武田 裕 

参謀や師団長の無謀作戦、徒死した兵、なぜ全員玉砕しなかったと少尉を殴る師団長、ビルマの竪琴で自己満足するな、皇軍は汚れていたのだ。
13.12.31

屈辱の日々     

河野正人 

英軍の捕虜になり彼らのパンツまで洗った、しかし彼らは陽気で私らを友達のように接した、昨日の敵は今日の友だった。
13.12.31

生と死の岐路    吉岡芳郎 

ボロ輸送船に乗らされた兵は撃沈され海の藻屑と消えた、幸運にものこった船もあった。
13.12.31 空襲下のトラック島   石渡栄吉   空襲で海底に潜った伊169号は遂に浮上して来なかった。

南方編(含硫黄島)(3)

14.03.01

 私の太平洋戦争 嗚呼ペリリュー島     室井幸吉 

今若者達の観光地のパラオ島の南45kmのペリリュー島への無謀な逆上陸で何万と言う若い兵士が無残な戦死、餓死をした。
14.03.01

慰安婦と兵隊  秋元  実 

慰安婦の実態と兵と共に自決した慰安婦。 

「従軍慰安婦の碑」が有るとか。

14.10.01

 島嶼守備(1~5)   依田貞寿

ポナペ島を守備、飢えと戦い、帰国するまでの貴重、詳細な記録、1~5編の大作。
14.10.01 島嶼守備(6~12) 依田貞寿  ポナペ島を守備、飢えと戦い、帰国するまでの貴重、詳細な記録、6~12編の大作。

南方編(含硫黄島)(4)

14.12.01

 追加 戦場よさらば

小沢政治 

◆ハワイ収容所の平安な状況。

◆グアム島収容所で聞いた話。島民を食った日本兵哀れ。

◆ハワイ収容所で聞いた南方孤島の話。末期の水は小便の水

戦車に向かっての肉弾攻撃、暗黙の了解(死んだら俺の肉を食って)、飲料水の困窮で、友軍を撃ち、その水筒を奪うことを話し合っていた。投身自殺で最期を図る。敗残兵の一人暮らし。