04.4.21 |
戦陣訓の呪縛 加納 一和 |
虜囚の辱めを受けないため捕虜収容所から脱走を計画したが決行寸前に密告で失敗 |
04.5.12 |
終戦時の満州 加納 一和 |
必死に孫を連れて行ってと頼む老婆、二等兵の私に何が出来ようか。 |
04.5.12 |
私の昭和史 加納 一和 |
厳しいノルマ、それにも増して古参兵の食料ピンハネ、これで弱兵は死んだ。 |
04.5.12 | シベリヤの吸血鬼 高橋荘吉 | 日本人による日本人への酷使迫害、民主運動によって死を免れた。 |
04.5.12 |
シベリヤ民主運動を総括する 高橋荘吉 |
天皇制軍階級制度で上級兵はヌクヌクと腹を膨らましていたが下級兵士は常に飢えていた。そして遂に階級制打破運動が燃え上がった。 |
04.6.7 | 屈辱 木橋富与 | 抑留中、ソ連軍隊長の家の雑役夫となり婦人の下着洗濯をさせられた。 |
04.6.16 | 復員の思い出 友野九郎 | 占守島で終戦後もソ連軍との戦闘の後、ソ連の炭坑で2年余りの強制労働と洗脳。 |
04.7.16 |
ナタ-シャのこと 村西義孝 |
シベリア捕虜収容所の女性監視員ナタ-シャは漆黒の髪、瞳が澄んで優しかった。 |
04.8.14 |
シベリヤ抑留生活(1) 藤倉勝三 |
バイカル湖をウラジオストックと思い狂喜したがケ-メルボ市の捕虜収容所に入れられた。 |
04.8.27 |
シベリヤ抑留生活(2) 藤倉勝三 |
逃亡して射殺された者、かなりの時計を持って逃亡したがやはり捕まった者。数センチ掘っただけの雪の下に葬られた仲間、虱と南京虫との戦い。 |
04.8.28 |
シベリヤ抑留生活(3) 藤倉勝三 |
執拗に迫り来る空腹感のなか落盤事故、これで重労働免除かと却って心安らぐ。 |
14.11.01 |
シベリヤ抑留生活(4) 藤倉勝三 |
鬼の第6坑道での過酷な労働と、オッパイが先に出てくるロシヤ娘、帰国したくての自損行為、上官との争い。骨太の為なかなか帰国出来なかった。 |
14.11.01 |
シベリヤ抑留生活(5) 藤倉勝三 |
女医の前でチンチンを出して身体検査、なるたけ体調不良にして労働を軽くして貰う。黒パン1ケ、スープ1杯にも大きい方、量の多い方へと目を光らせる。 |
14.11.01 |
シベリヤ抑留生活(6) 藤倉勝三 |
ロシヤ人は捕虜に優しかった、少ない食物の中から分けてくれた。農家の主婦が袴下の買い手を捜して呉れたが売れない時の悲しい顔を忘れない。青年らは英語の勉強をいち早く初めていた。 |
14.11.01 |
シベリヤ抑留生活(7) 藤倉勝三 |
見事に咲いたコスモスに囲まれた農家に思わず立ち止まる。大小便の場所探しの思い出。大きなフオークで乾草をトラックに積み上げるには体力不足だった。 |
14.11.01 |
シベリヤ抑留生活(8) 藤倉勝三 |
ロシヤの主婦は子豚にキッスして可愛がった。忘れられないのは合唱しながら帰途につくロシヤ娘達の見事な姿です |
14.11.01 |
シベリヤ抑留生活(9) 藤倉勝三 |
農場を去る日、ロシヤ娘と別れを惜しんでいる仲間に見送りの村人も拍手してくれた。ドイツ人捕虜は毅然として卑屈にならなかった。そして私達の親の安否まで気遣ってくれた。 |
05.04.20 |
鎮魂の旅(1) 石森武男 |
シベリヤの凍土に眠る我が戦友の魂は安らぐか。 |
05.04.20 |
鎮魂の旅(2) 石森武男 |
46年目の墓参、自家発電の苦労、さいはての子守歌。 |
06.12.19 |
シベリヤ抑留の後遺症 須釜友月 |
過酷な抑留で性不能になってしまった、誰にも話せなかった帰還者の苦悩。 |
07.03.20 |
北朝鮮国境に戦う(1) 石森武男 |
豆満江を越え北鮮に進入したソ連軍との死闘、逃亡する朝鮮人兵士。決死隊の出発 |
07.06.25 |
北朝鮮国境に戦う(2) 石森武男 |
決死隊のその後、とうとうソ連軍に投降した。 |
08.01.10 |
シベリア抑留記(1) 橘 惣三 |
他界した弟を思いながら、極限のシベリア抑留を振り返る、異国の墓に眠る友哀れ。 |
13.08.14 |
せきはんとおこわ 浜田源次郎 |
抑留の厳しい労働と空腹で夜はいつも食べ物の話ばかり |
13.10.31 |
シベリアの吸血鬼 高橋荘吉 |
配給パンも上官が貪り食い、兵は餓死した、そして民主化が起きた。 |
13.11.30 |
私の昭和史 加納 憲 |
シベリア捕虜収容所で生きている軍隊組織に反抗して生き延びた。 |
14.02.01 |
暗夜に響く哀しきアリラン 高橋荘吉 |
過酷な抑留を一層過酷にしたのが軍隊組織、増して朝鮮人兵は虐げられた。 |
14.05.01 |
中央アジアにて(1~14) 古平秀数 |
中央アジアで地獄のような捕虜生活の詳細な報告 |
14.08.01 | 現地人いじめ 佐藤 貞 | 朝鮮羅南で教育中に現地人いじめを3件見た。反日思想に繋がっていると思います。 |
14.12.01 |
追加決死隊の玉砕 (1)~(4) 石森武男 |
北鮮国境警備の為、豆満江岸に陣地構築、ソ連戦車隊の為孤立した4中隊援護の決死隊はソ連軍に壊滅、過酷なシベリア抑留となる、病院船高砂丸で帰国した。 |